工場が抱える危機的な課題。人と物流の確保が困難に

メーカー工場の現場が今抱える大きな問題があります。

タイトルの通りですが、人と物流の確保です。

どちらも、たとえお金を出しても確保が難しい状況になっています。

生産の現場が止まってしまうと、いずれ消費者にもシワ寄せが行く事態になってきます。

全国の工場さん相手に営業をしているから分かる、現場からの声を記事にします。

時給単価を上げても人が集まらない


地方ではこの問題がより鮮明になってきていますが、とにかく働き手がいない。

パートの求人情報を出しても、応募がほとんどありません。

時給単価も、地方であっても1,000円を超えるような条件を定時してもなかなか人が集まりません。

たとえ正社員での募集を出しても、以前のように採用に至らないケースが増えているそうです。

そこで、外国人の派遣さんに来てもらったりする機会も増えるのですが、言葉の壁もあり、仕事内容によっては厳しいこともあります。

物流は値上げの問題だけでなく、そもそも扱ってもらえない


事の発端はやはりヤマト運輸の宅急便の値上げ。

それに乗じて、各社運賃が大幅に上がりました。

日本郵便は3倍以上に上がったなんてことも起きました。

運送会社はとても強気です。

荷物の量が多すぎて捌ききれないし、運送会社の現場への負担軽減のためにも、物量を減らしにきています。

大手の路線便なんかは、もう集荷に来てくれなくなるなんてことも発生しています。

物流が止まるというのが、どれだけの恐怖感かというのは、ものを作って売ることを商売にしている人にはわかってもらえると思います。

より詳しく記載頂いている記事がありますので、気になる方は下記を見てみてください。

路線便の行く末(秋元運輸倉庫)

外環道が開通したことによる一時的な負荷


※出典 NEXCO東日本

首都圏では、外環が18/06に開通しました。

この開通を見越して、千葉・埼玉エリアには、巨大倉庫が乱立しました。

千葉・埼玉は都内へのアクセスもよく、物流拠点を置くにはベストな場所となっているからです。

外環の開通は、物流の生産性を謳っていますが、その分の倉庫が増えたことによる需要が増え、物流会社が人手不足となっています。

倉庫側での人員も必要なため、千葉・埼玉エリアは特に人手が不足しています。

この状況がずっと続くわけではないと思いますが、現状では改善の見込みは立っていません。

Eコマースの発達に世の中が対応できていない


Amazonに代表されるEコマースの発達がめざましく、生活していく上では利便性も増しましたが、世の中の構造がそれにまだ着いていけていません。

アクセスの良い駅近エリアの店舗や大型ショッピングモールを除いては、実店舗で営業をしていくなんてまず無理。

百貨店でさえ閉店を余儀なくされ、ショッピングモールも平日はガラガラで退店が相次いでいます。

人が働く場は、もっと郊外や地方に分散されていってもいいはずです。

労働力不足を補う施策


  1. 機械化による必要人員の見直し
  2. 女性のさらなる雇用
  3. 外国人の雇用
  4. 高齢者の雇用

いずれも一筋縄ではいかない課題です。

機械化といっても、設備投資するにも相当な資金が必要になります。

雇用の問題については国をあげての取り組みに期待するしかありません。

工場勤務に対するイメージ


特に若年層に多いように思いますが、工場勤務に対するイメージの悪さがあります。

もちろん、悪いイメージを持っていないという方もたくさんいると思いますが。

工場勤務のメリットデメリットについてはこちらの記事もご覧下さい。

工場勤務のイメージは?きつい?実態はどうなのか

向き不向きはあると思いますが、工場勤務も選択肢にいれてもいいのではないかと思います。
少しでも興味がある人は、転職先の一つとして、候補にいれてもいいのではないでしょうか。

たべクラフトマン

アラサー田舎サラリーマン。2児の父。 心と家庭の安定を求め、都落ちして、ゆったり働く元商社マン。 仕事はほどほど、趣味全力。 新しいもの好き。面白そうなものがあればすぐお試しします。FXも趣味でやってます。モットーは 「とにかく場数」 何にでも挑戦してこそ。

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