転職5社目 アラサーサラリーマン仕事の話② 〜新卒編〜
就活生に伝えたい心構え
まず、就活生にどういった心構えで会社選びをしたほうがいいか、私なりの考えをまとめてみます。
1.大手企業ほど、やりたい仕事ができると思わないほうがいい
2.学校で学んだことをそのまま活かせることはほとんどない
3.コミュニケーション能力は大切
4.何事も受け入れる柔軟性が必要
5.基礎的なPCスキルはどこでも役に立つ
夢の商社への入社
新卒の就活は自分としては成功でした。海外志向があり、英語を使って仕事がしたいと思っていました。(大学では全然違うことを学んでいましたが、、、)
私としては、単なる憧れから
・海外で仕事をしてみたい
・現地駐在員ってかっこいい
・途上国へ貢献したい
・商社マンはモテそうw
・給料よさそう
そんな理由での就活でした。
当時はリーマンショック前ということもあり、売り手市場。友人の中には4社、5社の内定をもらう強者もいました。
あとで聞いた話ですが、売り手市場だったためか、私の入った会社も学歴重視採用を見直し、より人物重視の採用方針をとっていたそうです。
商社に入って知った理想と現実
これは一概には言えないことで、会社次第ですが、私の入った会社は部門が多くあり、入社研修後にどこに配属となるかは採用時点ではまったく分かりませんでした。
当然、経理や人事といった管理部門や、まったく興味のない部門への配属もありえます。
同期も早々に戦意喪失している人もいました。私は国内向けの物販の部署に配属されました。
正直「なんで俺が??」といった気持ちでしたが、一方で、「何やるんだろ?」というワクワクした気持ちもありました。
面接での志望動機や、大学で学んだことなんてほとんど考慮されてないのでは?と思いました。
実際仕事をはじめると、今まで関わることもできなかった分野で非常に楽しいことが多かったですが。
転機は突然
ちょうど、3年ほど経った頃、会社が買収され、新しい親会社から管理職として多くの人が送り込まれてきました。
今までのやってきたことを否定し、訳のわからないことをやろうとし始め、私は新規事業の部署に抜擢されました。 しかし、それはまったくやりがいのない事業で、会社が変な方向へ向かっていると感じました。
石の上にも3年、仕事にも、社会人にも慣れてきたころ、転機が訪れました。
まとめ
なにはともあれ、今思えば、
「東証一部上場 商社」って強みは結構いいものです。
住宅ローンの審査も余裕で通ったかも。
大手企業で勤め上げるのも一つの幸せの価値観ではあるかと思います。
ただ、現状にほどほどで満足して、転職を我慢するのは私にはできませんでした。
そして、ひょんなことから、生命保険会社の所長と会い、転職を決意しました。
とりあえず、次の生命保険会社編に続きます。